税務知識記事一覧

ダメな顧問税理士にはどんな特徴がある?

ダメな顧問税理士にはどんな特徴がある?

「ダメな顧問税理士の特徴を教えてほしい」
「今依頼している顧問税理士がダメな税理士かどうか知りたい」

このような不安や疑問を抱えている人は少なくありません。

結論から言いますと、ダメな税理士と言われる人にはある特徴があります。

その特徴に当てはまっている場合は、税理士の見直しを検討してみてもいいかもしれません。

今回は、ダメな顧問税理士の特徴にについて5つ紹介しますので、今税理士に依頼している人も、今後税理士に依頼しようと考えていた人もぜひ参考にしてみて下さい。

ダメな顧問税理士の特徴

一般的にダメな顧問税理士と言われるような人には特徴があります。

もし今、会社で依頼している顧問税理士が、これから紹介する特徴に当てはまっており、かつそれに対して不満を抱えているようであれば、顧問税理士を見直すことも検討してみてはいかがでしょうか。

ダメな顧問税理士と言われる税理士には以下の5つの特徴があります。

  1. 高圧的な態度
  2. 専門用語が多い
  3. レスポンスが遅い
  4. 料金が不明瞭
  5. 生命保険等の強引な勧誘

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

高圧的な態度

ダメな税理士の特徴として、顧客に対して高圧的な態度を取っていることが挙げられます。

顧客が脱税などの間違った対応をしてしまった時に、それを諭すような顧問税理士であれば問題は無いのですが、日ごろから高圧的な態度で接してくる税理士はダメな税理士と言えるでしょう。

特に、顧問税理士となれば定期的にコミュニケーションを取らなければいけませんし、そのたびに高圧的な態度を取られると顧客もストレスを抱える原因になりかねません。まともに相談すら出来なくなってしまいます。

相談が気軽に出来なければ、顧問税理士として十分な役割を果たしているとは言えないでしょう。

専門用語が多い

専門用語が多く、顧客があまり理解できないような状況に陥っているケースがありますが、ダメな税理士の特徴と言えるでしょう。

顧問税理士は、話す内容をしっかりかみ砕いて分かりやすくした上で説明するべきです。

専門用語だけ使われてしまうと、顧客は良く分からないまま納得せざるを得ない状況になりかねません。

レスポンスが遅い

電話しても繋がりにくい、メールしても返信が来ない、このようにレスポンスが遅いケースはダメな税理士の特徴と言えるでしょう。

レスポンスが遅いというのは、さぼる癖がある可能性が高く、特に確定申告書のように提出期限がある書類を任せる人物としては問題があります。

実際に確定申告書を依頼した税理士が、申告期限までに提出できなかったという例もあり、その場合損失を被ったり信頼を失ったりするのは顧客自身になります。

レスポンスが遅いというのは全ての仕事において問題が生じる可能性が高いため、顧問税理士として依頼することはやめておいた方が無難でしょう。

料金が不明瞭

顧問税理士として契約する場合は、業務を行う前に料金については明確にしておいた方が良いでしょう。

しかし中には、依頼を受けてから完成した後に値段を伝えられるケースもあます。

この場合だと、想定していた以上に高額であったという可能性もあるでしょう。

仕事を終えている以上報酬は支払わなければいけないため、そのようなトラブルに巻き込まれないように事前に料金は明確にしておいた方が良いでしょう。

生命保険等の強引な勧誘

生命保険や損害保険は顧客にとって有益である場合も多いですが、不必要なものを強制的に契約させようとする税理士はダメな税理士と言えるでしょう。

もちろん、顧客の保障や節税のことを考えておすすめしている場合もありますが、単純に税理士の手数料欲しさに強引な勧誘をされる場合は税理士の変更も検討してみて下さい。

判断の基準として、自分がその生命保険等に納得して加入するか判断をゆだねられることです。

「絶対に入った方がお得」と言われても自分が納得できなければ加入する必要はありません。

そこを無理に勧誘してくる税理士は、自分の利益中心に物事を考えている可能性があるため注意が必要です。

まとめ

  • 高圧的な態度を取る税理士とはコミュニケーションが取りにくい
  • レスポンスが遅いというのはさぼり癖がある可能性
  • 生命保険等の不要な商品を強引に勧められたら注意

ダメな税理士の特徴を紹介しました。

基本的には顧客自身が「やりにくいな」と思っている場合は、顧問税理士の変更を考えても良いでしょう。

顧問税理士は仕事をする上で重要なパートナーですので、無理して一緒に仕事を続ける必要はありません。

逆にそのことが原因でトラブルに巻き込まれる可能性もあることをしっかり理解しておかなければいけません。

現在では税理士はネットで探せる時代ですし、税理士の変更もよく行われるようになりました。

自分の事業を共に考えてくれるのが顧問税理士です。もし今の税理士に不満を抱えている場合は変更を検討してもいいかもしれません。

顧問税理士と契約を結ぶメリットとは?

インボイス制度関連記事

  1. 所得税と消費税の負担感
  2. インボイス制度 基本的な緩和措置等のまとめ
  3. インボイスがもたらす転嫁妨害や黙認
  4. 小規模事業者持続化補助金の枠の種類が増加しました
  5. 従業員の旅費交通費精算と適格請求書(=インボイス)の保存
注目記事 最新記事
  1. 勤労学生控除とは何か?学生であれば全員適用できるわけではない!?
  2. M&Aにおける失敗事例について
  3. 法人の決算書提出に必要な書類
  4. 税務調査における追徴課税の平均額はいくら?こんなケースには注意する!
  5. 社会保険の「年収130万円の壁」注意点や例外
  1. 現物配当(現物分配)の税務
  2. 「休職制度」の必要性
  3. 中小企業の6割は防衛的賃上げ
  4. 中間申告の義務規定と中間申告無申告容認規定
  5. 相続登記は3年以内に!

税務知識ブログカテゴリー

PAGE TOP