税理士紹介サイトの比較ポイントを解説

税理士紹介サイトの比較ポイントを解説

「税理士を自分で探すのがとても大変」
「自分に合った税理士ってどうやって分かるの?」

このような疑問や不安を抱えている人は多いです。

結論から言いますと、税理士を探すには税理士紹介サイトを利用して探すのが、一番確実で早く済みます。

今回は税理士紹介サイトを利用するメリットや、探す際のポイントについて紹介します。

税理士紹介サイトで税理士を探すメリット

税理士紹介サイトで税理士を探すメリットはどんなものがあるのでしょうか。

結論から言いますと、紹介サイトを使うと以下のようなメリットがあります。

  • 自分に合った税理士を探す手間が省ける
  • 専門性の高い税理士をすぐ見つけられる
  • 無料

それぞれ詳しく説明していきましょう。

税理士を探す手間が省ける

税理士紹介サイトを利用する最大のメリットは「税理士を探す手間を省ける」ことです。

皆さんのお住まいの近くにも、いくつか税理士事務所がありませんか?

そんな中、自分に合った税理士を見つけるのは意外と大変です。

特に関わったことのない税理士をなんの情報もなく探すとなれば、一つ一つ直接問い合わせして探していくしかありません。

しかし税理士紹介サイトであれば、事務所の中の写真や、代表税理士の写真など事務所の情報が掲載されていたり、それ以外にも、口コミや実際に利用したレビュー、紹介実績なども閲覧できるので、最初からいくつかの税理士事務所に絞って探すことが出来ます。

また、自社ホームページを持っておらず税理士紹介サイトにのみ掲載している税理士事務所もあるので、紹介サイトでしか知られないケースもあります。

専門性の高い税理士をすぐ見つけられる

実は税理士にも専門分野があります。

「税務」と一言で言っても、その内容は多岐にわたります。例えば

  • 相続税に強い
  • 法人税に強い
  • 贈与税に強い

他にも

  • 事業承継につよい
  • M&Aに強い
  • 税務調査に強い

などの違いがあり、また

  • 建設業に強い
  • 小売業に強い
  • 医療業に強い

など業種別にも得意分野が異なってきます。

税務は業種や取り扱い分野に応じて適用される税法が変わってきますので、税理士であればどの分野でも問題ないと考えていると、上手くいかないケースも多いのです。

税理士紹介サイトであれば、税理士の強みや得意分野が分かるので、依頼する税理士事務所の強みを自分で探す手間が大きく省けます。自分の依頼内容に合った税理士を選べるのも大きなメリットの一つです。

無料

税理士で無いのにも関わらず、税理士業務を行って報酬を得ると税理士法に抵触します。

税理士紹介サイトで利用者から料金を受け取る形にすると、この税理士法に該当する可能性があるため、税理士紹介サイトは基本的に無料で利用できます。

利用者にお金がかからず自分に合った税理士を簡単に検索できるのが、税理士紹介サイトのメリットと言えるでしょう。

税理士紹介サイトを選ぶポイント

税理士紹介サイトは数多く存在しているため、実際どこのサイトを利用すればいいのかを判断するのが意外と大変です。

そこれで、以下の点が守られているかどうかが選ぶポイントの一例となります。

  1. 各分野ごとに強い税理士を紹介している(例えば、相続税に強い税理士 など)
  2. 全国対応
  3. 税理士との交渉の間に入ってくれる
  4. 完全に無料で利用出来る
  5. また、その他にも

  6. 相談実績がどのくらいあるのか?
  7. サービス内容の比較
  8. 運営会社は問題ないか?
  9. ホームページが分かりやすいか?

なども挙げられます。

税理士紹介サイトは一般的に無料で利用できますし、実際利用する税理士が決まれば、どのサイトを通じて紹介を受けても結果変わらないことになります。

そのため、大きく違いが出てくるのは

税理士との交渉(値段交渉)などを代行して良い条件で利用できるようにしてくれるか?
自分にあった税理士を探せるか?(紹介実績)

が最も大切であることが分かります。

紹介実績件数や、実際に利用した人の口コミなども参考にしながら、紹介サイトを選ぶことが重要です。

税理士は複数人面談する

税理士紹介サイトで自分に合った税理士が見つかった場合でも、その他に何人か別の税理士と面談することをおすすめします。

なぜなら、1人の税理士のみで決めてしまうと、条件面や利用会計ソフトになどについて比較検討が出来ないためです。

例えば、A税理士では年間50万円(決算込み)かかるとしていても、B税理士は年間30万円(決算込み)の提示があるケースも存在します。

税理士報酬が月額2万円も違うという場合も十分に有り得る話なのです。

もちろん、税理士報酬の違いだけが決定の基準になる訳ではありませんが、いずれにせよ比較検討が出来るように複数の税理士と面談してから決めるのが大切です。

まとめ

  • 税理士紹介サイトを利用すると、無料で、自分に合った税理士が見つけやすい
  • 税理士紹介サイトは紹介実績や口コミなどを参考にしてどこを利用するか決める
  • 複数人の税理士と面談して比較検討することが大切

税理士を自力で探すのは困難な上、最良の選択が出来るとは限りません。

税理士紹介サイトを利用することで、自分に合った税理士を比較検討できることは間違いないため、一度サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

無料で利用できますので、税理士でお困りの人は一度利用を検討してみて下さい。

厳選!税理士紹介サイトの評判や口コミ

・来い顧問ドットコム


・税理士ドットコム

・税理士紹介ネットワーク

・税理士紹介エージェント

インボイス制度関連記事

  1. 従業員の旅費交通費精算と適格請求書(=インボイス)の保存
  2. 免税駐車場事業者のインボイス対応
  3. 2割特例の適用に「不適用届出書」提出が必要な場合がある
  4. インボイスがもたらす転嫁妨害や黙認
  5. 令和4年度・税制改正大綱『消費課税編』
注目記事 最新記事
  1. 扶養控除とは何か?適用要件や控除額について徹底解説!
  2. 法人の決算書提出に必要な書類
  3. 税金がなかったらどんなデメリットがある?税金は所得に関係なくサービスを受けられる唯一の制度
  4. 海外在住で日本企業にリモート勤務の所得税と社会保険
  5. 生命保険料控除とは何か?適用要件や控除額について徹底解説!
  1. 現物配当(現物分配)の税務
  2. 「休職制度」の必要性
  3. 中小企業の6割は防衛的賃上げ
  4. 中間申告の義務規定と中間申告無申告容認規定
  5. 相続登記は3年以内に!

税務知識ブログカテゴリー

PAGE TOP