税金基礎知識ブログ

クラウドファンディングで資金調達する流れとメリットについて紹介

クラウドファンディングで資金調達する流れとメリットについて紹介

「クラウドファンディングって何?」
「クラウドファンディングで資金調達する流れは?」

このような疑問を抱えている人は少なくありません。

結論から言いますと、クラウドファンディングは世の中に呼びかけて支援者を募る方法です。

新規で事業を始める場合の資金調達に適しています。

しかし、実際クラウドファンディングをするにはどうすれば良いか分からない人も多いでしょう。

そこで今回は、クラウドファンディングで資金調達する時の流れと、クラウドファンディングのメリットについて紹介していきます。

クラウドファンディングって何?

クラウドファンディングとは、世の中の人々に支援を呼びかけて、事業に必要な資金を支援してくれるパトロンを集めます。

支援の呼びかけはインターネットを通じて行われますが、「Makuake」や「CampFire」等を初めとしたクラウドファンディングのプラットフォームを利用することが一般的です。

プラットフォームを利用することで、会社のことを全く知らなかった人にも訴求することが出来ることから、幅広くパトロンを募ることが出来ます。

もちろんパトロンはただでお金を支援するわけではありませんので、クラウドファンディングをするためには、支援の対価に商品やサービスを提供する必要があることに留意して下さい。

クラウドファンディングで資金調達する流れ

クラウドファンディングで資金調達するには、一般的に以下の流れで行われます。

  1. クラウドファンディングサービス会社に事業内容を説明する
  2. サービス会社と契約を締結
  3. クラウドファンディングページの作成
  4. 目標金額を設定しページを公開
  5. 期間終了後口座へ入金される
  6. パトロンに対して商品を送付する

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

クラウドファンディングサービス会社に事業内容を説明する

今回クラウドファンディングで何を始めようとしているのか、事業内容について説明する必要があります。

ここでは事業内容がクラウドファンディングに適切かどうかの判断も行われます。

不適切な事業であったり、公序良俗に反する内容である場合は、クラウドファンディングをすることが出来ません。

また、ある程度資金調達が可能であると判断されなければ、クラウドファンディングの審査に落ちる可能性があるので注意が必要です。

一般的に創業計画書を書ける程度の具体性が無ければ、クラウドファンディングを利用するのは難しいでしょう。

サービス会社と契約を締結

クラウドファンディングをする前に、サービス会社と契約を締結する必要があります。

契約になるとサービス会社から担当が付き、ページ公開までの段取りやページの作り方、資金調達方法についてアドバイスを受けることが出来ます。

クラウドファンディングページの作成

実際にクラウドファンディングのページを作成します。

ここでは

  • 事業を始めようとしたきっかけ
  • 事業内容
  • 支援が必要な理由

などを文章や動画、写真などを用いてPRします。

クラウドファンディングのページが魅力的で無ければパトロンに訴求出来ないため、この作業が最も大切と言われています。

担当者の助言を聴きながら何度も推敲し魅力のあるページを作成するようにしましょう。

尚、ここでリターン品についても決定する必要があります。

目標金額を設定しページを公開

ページの作成、リターンの決定が終了したら目標金額を設定してページを公開します。

なお、クラウドファンディングでは

  • All or Nothing
  • All in

いずれかの方法を選択する必要があります。

【All or Nothing】

目標金額を達成出来なかったら、全額返金するパターン
→目標金額まで行かなければ事業開始自体難しい場合に利用

【All in】

集めた分だけ調達出来るパターン
→支援者を募って資金調達したい場合に利用

自分が今どちらを必要としているのかを判断し、ページ公開前に設定する必要があります。

期間終了後口座へ入金される

クラウドファンディング終了後は募った金額から手数料が引かれて指定口座へ入金されます。

パトロンに対して商品を送付する

パトロンに対してリターン品の発送が始まります。尚、資金の振込前にリターン品を発送しなければならないケースもあるため注意が必要です。

クラウドファンディングで資金調達するメリット

クラウドファンディングで資金調達すると以下のようなメリットを受けられます。

  • 無料で資金調達出来る
  • 利用には資格条件なし
  • 広告宣伝になる
  • 支援金に返済義務がない
  • テストマーケティングが可能

特に無料で始められるという点と、アクセスが多いプラットフォームを利用出来ることか広告宣伝の効果が期待されます。

また、新商品や新事業に対してテストマーケティングを行うこともできるため、今後の事業展開の参考にすることも可能です。

あくまで支援金であることから、返済義務も無く、資金繰りを考えずに資金調達することが出来るため、多くの事業者に取ってメリットの大きい資金調達方法と言えるでしょう。

まとめ

  • クラウドファンディングは事業をPRしパトロンに支援を募る資金調達方法
  • クラウドファンディングは無料で利用出来る他、支援金に返済義務がないなど資金繰りの面からもメリットがある資金調達方法
  • テストマーケティングに利用することも可能

特にクラウドファンディングは新しい商品や事業を応援してもらうために利用する場合ば多いです。

無料でテストマーケティング出来るのもクラウドファンディングの魅力の一つと言えるでしょう。

他にも資金調達の方法はあります。

クラウドファンディングでは合致しない場合は、他の資金調達手段についても把握しておくようにしましょう。

資金調達もこれで安心!税理士に頼むとこんなメリットがある

注目記事 最新記事
  1. 別表六(三十一)の誤記載に注意喚起
  2. 扶養控除とは何か?適用要件や控除額について徹底解説!
  3. 決算をまたぐ工事がある!どうやって決算すればいい?
  4. 生命保険料控除とは何か?適用要件や控除額について徹底解説!
  5. 小規模企業共済等掛金控除とは何?どのようなものが対象となる?
  1. 年の中途に退職した人の年末調整
  2. 保険料控除証明書の到着は必要な保険か否かを見直す好機です
  3. 採用と健康状態の調査
  4. 見落としがちな「逆パワハラ」
  5. 不法就労助長とリスク

税務知識ブログカテゴリー

PAGE TOP