質問マニュアルがあると便利でぶれない
コロナ禍もやや落ち着きつつある中、新規採用を行う企業も多いでしょう。
採用は面接時の内容がその場しのぎにならぬよう面接マニュアルを作成しておくとよいでしょう。
そうすることで比較しやすく判断もつきやすい上、聞き取りの内容漏れなどもないでしょう。
担当者が代わっても進められるので有効です。
質問事項はたくさんありますが、志望動機、自己PR、学生時代に力を入れてきたこと(新卒の場合)、退職理由などは、応募者はすでに回答を準備してきているでしょうから安心感を引き出せます。
面接導入部から志望動機、意欲等の質問例
- はじめに応募者の緊張をほぐすための簡易な質問(挨拶)、○○さんですか?
- 簡単に自己紹介をお願いします。
- 筆記試験はうまくできましたか?
- 緊張はされていますか?
- 面接会場へは迷わず来られましたか?
- 志望動機・就労意欲(適性・能力)
応募者がすでに回答を準備していることも有るでしょうがあえて答えてもらい、すでに用意をしてきたかその場で考えているのか、回答するまでの長さや表情で見て準備してきた場合は志望度も高いでしょう。- なぜこの仕事(業界)に就職しようと思ったのですか?
- なぜ、(複数の会社の中から)当社に応募したのですか?
- 当社でどのような仕事をしたいですか?
- (仕事内容を説明した上で)この仕事を行えそうですか?
- この仕事をする上で重要なことは何だと考えますか?
- この仕事と同様の職務、役に立つ経験があればその内容を具体的に話してください。
- 資格、特技を活かした業務経験があればどのようなことをしていましたか?
- お客様や職場の同僚に物事をわかりやすく説明するために大切なことは何だと思いますか?
- パソコンでの書類作成は得意ですか?
- 応募する職種についてはどのように考えていますか?
形式的質問から具体的に応募者の人物像、仕事への意欲を掘り下げていく内容にシフトし本来の姿を知るようにしていきます。