【目次】
令和5年3月30日(木)、国税庁ホームページで「「令和3年度分会社標本調査結果」を掲載しました」等が公表されました。
令和3年度分統計表一括ダウンロード
令和3年度分「会社標本調査」調査結果について(報道発表資料)
調査結果の概要
- 令和3年度分の法人数は286万4,386社で、このうち連結親法人は1,836社、連結子法人は1万5,868社。
- 資本金の総額は133兆9,436億円。
- 令和3年度分の法人数286万4,386社から、連結子法人の数(1万5,868社)を差し引いた284万8,518社のうち、欠損法人は175万7,601社で、欠損法人の割合は61.7%。このうち連結法人(1,836社)について見ると、欠損法人が683社で、欠損法人の割合は37.2%。
- 営業収入金額は1,478兆4,551億円で、このうち利益計上法人の営業収入金額は、1,142兆7,539億円、所得金額は75兆5,808億円で、営業収入金額に対する所得金額の割合(所得率)は6.6%。
- 利益計上法人における益金処分の内訳を構成比で見ると、社内留保44.4%、支払配当31.9%、法人税額等15.9%、その他の社外流出7.8%。
- 法人税額は13兆2,464億円。また、所得税額控除は4兆1,516億円、外国税額控除は5,739億円。
- 繰越欠損金の当期控除額は10兆917億円で、翌期繰越額は73兆5,399億円。
- 交際費等の支出額は2兆8,507億円で、営業収入金額10万円当たりの交際費等は193円。
- 寄附金の支出額は1兆225億円で、営業収入金額10万円当たりの寄附金は69円。
- 貸倒引当金の期末残高は1兆44億円となっている。
- 当期発生分の減価償却費の損金算入額は40兆2,063億円で、損金算入限度額に対する損金算入の割合は94.9%。