会計・税制の改正情報

国税庁

「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」等を公表

令和3年6月11日(金)・14日(月)、国税庁ホームページで「「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」を公表しました」等が公表されました。

1.「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」を公表しました(6月11日公表)

公表された「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」は28ページの資料で、その内容(目次)は、次のとおりです。

  • はじめに

(1) 税務行政のデジタル・トランスフォーメーション(総論)

  • 税務行政のデジタル・トランスフォーメーション
  • 基本的な指針

(2) あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会(将来構想)

  • あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会を目指して
  • 構想1:税務署に行かずにできる「確定申告(納付・還付)」(申告の簡便化)
  • 構想2:税務署に行かずにできる「申請・届出」(申請等の簡便化)
  • 構想3:税務署に行かずにできる「特例適用状況の確認等」(自己情報のオンライン確認)
  • 構想4:税務署に行かずにできる「相談」1)(チャットボットの充実等)
  • 構想5:税務署に行かずにできる「相談」2)(プッシュ型の情報配信)
  • あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会を目指して【工程表】
  • (参考)e-Tax利用率の推移
  • (参考)納付手段の多様化とキャッシュレス納付の推進

(3) 「課税・徴収の効率化・高度化」に関する取組状況

  • 申告内容の自動チェック
  • AI・データ分析の活用
  • 照会等のオンライン化
  • Web会議システム等の活用(リモート調査)
  • (参考)国際的な課税・徴収逃れへの対応
  • (参考)共通報告基準(CRS)による情報交換の対象国及び情報授受件数

(4) 「税務行政の将来像2.0」を実現するためのインフラ整備

  • システム高度化と人材育成
  • 内部事務の集約処理(センター化)
  • 関係機関(地方税当局・関係民間団体等)との連携・協調

2.集中電話催告センター室(納税コールセンター)における閉庁日の電話催告等の実施について(6月11日公表)

3.電子委任状による電子納税証明書の代理請求・代理受領が可能となります。(6月14日公表)

電子委任状による電子納税証明書の代理請求・代理受領が可能となります。 | 【e-Ta...
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。

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